矢沢あい展「ALL TIME BEST」に行ってきました!

新宿高島屋で2022年7月20日~8月8日まで行われていた矢沢あい展「ALL TIME BEST」に行ってきました!
どんな感じだったのかレポートを書きたいと思います!

矢沢あい作品とわたし

小学生のころの思い出

まずここからかな、と!
小学生のころは、りぼんっ子(※りぼん購読者のこと)で、小学2年生ごろから中学1年生になるころまでずっとりぼんを読んでいました。
当時アニメが始まって、友達間で流行っていたママレード・ボーイと付録目当てでりぼんの購読を始めました。
毎月お手伝いとお小遣いをためて400円をかき集め、発売日に地元の個人商店に走って買いに行っていました。特別号だと400円じゃ足らなくて、お店と自宅を往復したりもしました。懐かしい。
確か、買い始めた当初は「天使なんかじゃない」の終わり際が掲載されていたはず。。
残念ながら本誌で読んだことはあまり覚えていませんが、天ないの付録はいくつか持っており、レターセットがかわいくてなかなか使えなかったことを覚えています。

その後始まった「ご近所物語」がドンピシャ世代となりますが、手芸が好きだったので実果子ちゃんに憧れて「ファッションデザイナーになりたい!」と語ったこともあります。
いや~今思うと、全然ファッションのことわからなくてずっと迷子なのに無謀な・・・。
実果子とツトムが初めて結ばれたときに、ツトムが隠したモザイクが一体何だったのかわからなかったの懐かしい(笑)
ちょっと大人な展開にドキドキしたり、高校生に憧れたり、夢を持ちたいと思ったり、小学生の私に将来へのわくわく感を教えてくれた作品でした。

キラキラした矢沢ワールドへ憧れた中高生時代

「下弦の月」も、ミステリアスな雰囲気と写実的なイラストなのにファンタジーでもあり、結末が気になってしょうがなかった大好きな作品です。
中学生になって読者層としては外れてきており、毎月楽しみにしていたりぼんも買うのがちょっと恥ずかしいと思っていたけど、下弦の月の結末が気になって購入を続けていました。
私はこの作品の最終回を見届けてからりぼんを卒業したので、思い入れのある作品です。

パラキスやNANAはコミックを集めて読んでいました。
連載が終わってもキャラクターたちが生きている、その世界で生き続けているというのを感じられる作品が私は大好きなので、大好きなご近所キャラのその後が読めたのはとても嬉しかったです。
市販のヘアカラー剤に矢沢先生のイラストが使われており、とてもかわいくて憧れて、校則で禁止されていたけどミストブリーチを使ってみたり。
とにかく矢沢あい先生の作品は、ティーンエイジャーだった私の憧れといっても過言ではありません。

あの頃のまま、キラキラした世界

前置きのつもりがめちゃくちゃ長くなってしまいましたが、そんな感じで矢沢あい先生が大好きな私が、矢沢あい展「ALL TIME BEST」に行ってきたわけです。
恥ずかしながら矢沢あい展があっていることも知らず、気づいたのは会期中だったため急いでチケットと仕事のお休みを確保したのですが、会期末だったこともあって売り切れグッズも多数。。
グッズも欲しい・実物を見たい方は、前半のチケットを取ることをお勧めいたします。

1回では受け止めきれない情報量!

同じ年代の女性が圧倒的に多かったです。平日だったからかもしれませんが、グループで来られている方より、一人の方が多かったように思います。
子供連れで来られている方もちらほら。
アラサー、アラフォー世代が多いからか、キャピキャピ感も薄く終始落ち着いた雰囲気でじっくり展示を見ることができました。

内容はもう展示を見に行ってください!って感じなのですが、本当に行ってよかったです。
パラキスあたりから完全デジタルなのかなーと思っていたのですが、まさかのデジタル原稿とアナログ原稿が混在していてひえぇー!となりました。
カラーイラストに使用されている画材も本当にいろいろ。コピックに油性マジックに色鉛筆。
いや、、天才は何を使っても素晴らしい作品を作り上げるんだな、、まさに「弘法筆を選ばず」ですね。

展示会場のレイアウトも矢沢先生が考えられたそうで、そういう話がたくさん書いてあった分厚いパンフレットも買ってよかったです!
パンフレットの内容が本当に濃くて、私はもう一度この展示会に足を運ぼうと決めました!!
その内容を踏まえてもう一度じっくり見たい!そう思ったらもう、横浜会場のチケットを押さえていました(笑)
もちろん、行く日程は会期前半です!

まとめ

矢沢先生が今も作品を生み出されていることに本当に感謝です・・・!!
矢沢あい展開いてくださってありがとうございました!!これからも応援してます!
そんな感じでもう一度行く予定の矢沢あい展ですが、矢沢あい先生の作品が好き・これからも矢沢あい先生を応援したいなら絶対に行くべきだと思います!
現在連載をしていない推し作家にお金を落とせる機会なんて、あまり多くないですし!
物理的な距離や時間が許すなら、ぜひとも!とおすすめしたい展示会でした。
横浜会場では今回売り切れていたグッズも買えたらいいなとおもいつつ、後日通販とかあったらうれしいですね。