今のままでいい?年度途中で放デイを変えた話

年長から1年生中頃まで1年ちょっと通った療育施設を変更しました。
その経緯と、手続き、変えた結果について書きたいと思います!結論を言いますと、本当に変えてよかったと思っています!
今の療育施設のままでいいの?と迷いがある方にぜひ読んでいただきたいです。
これまでの施設での療育
娘が年長さんの時に引越しをし、年長→就学後のサポートも継続してできるところ、児童発達支援と放課後等デイサービスが併設している施設が望ましいと考えて、その施設を選びました。
探していた時の条件などはこちらの記事に詳しく書いています。
希望していた条件もいくつか満たしておらず、特に気に入ってはいなかったものの他が見つからなかったのと、引っ越したばかりで私の気力も続かず、今思えば妥協でそこに決めて通い続けていたという感じでした。
こちらで詳しく書きましたが、通い始めてしばらくして先生とのひと悶着もあり、、
それでも娘が楽しく通っていたのでよしとしていたのですが、1年生になって放デイ併設ではない施設から移動してくる子が増え、集団療育が混沌とし始めました。
療育時間中癇癪を起す子、奇声を上げる子、それに対して「うるさい!」と怒鳴る娘。。
明らかに先生方が対応出来ておらず、梅雨時期になってもそんな感じが続いていました。
療育の効果が出ているかもわからない、その状況を見ているのもつらい、家ではほとんど癇癪を起さなくなっていた娘も寝転んで大泣きする日も。
最初希望していたような運動療育もほとんどしてもらえず、入った当初居た作業療法士の先生も異動でいなくなってしまい。。
相談しても世間話のような感じで有効な助言ももらえず、通う意義がわからなくなってしまっていました。
別の施設を探そうと思ったきっかけ
そんな感じで療育の時間がつらいものになっていたのですが、ある日、相談員さんが療育の見学にきてくださいました。
一緒に見学していただいて、上記のような惨状をみて相談員さんも絶句。。
「ずっと活動に入れていない子がいましたが、毎週こんな感じですか?」と確認されたほど。
しかも見学に来てもらった日に娘が大泣きしてそのまま療育が終わる、という感じでした。
それまでも見学には来てもらっていたのですが、相談員さんに娘が泣く姿を見てもらえる機会はありませんでした。
今回、大泣きをする娘と施設の先生の対応を初めて目の当たりにして、相談員さんが問題だと判断し施設に改善要望の連絡をいれてくださったほどです。
そこまでしてもらって初めて、やっぱりこの状況っておかしいんだね?となりました。。
今考えると判断が遅いのですが、振り返っているからそう言えるだけで渦中にあるときは疑問を持ちつつも「娘は行くのを嫌がってはいないし仲がいいお友だちもできてるし」と思っていました。現状維持バイアスってやつだと思います。
この状況おかしい?と気付いてから、相談員さんに探すのに時間がかかってもいいから、運動療育ができて資格保持者がいる施設を改めて探してそちらに移りたい、ということを伝えました。
立場上、相談員さんからは「この施設はだめだ、やめたほうがいい!」とか言えないけど、「実は私もそうした方がいいんじゃないかと思っていました!」と仰っていました^^;
施設探しへ
相談員さんに他の施設へ移りたいと伝えてからは、想像以上にトントンと話が進みました。
すぐに相談員さんが候補の施設を2か所探してくださって、どちらの施設も見学に行きたいと伝えると快く受け入れてくれました。
最終的にそのうちの1か所に入所することが決まり、1年生夏休み明けから今もその施設のお世話になっています。
運よく開所したばかりの施設だったので待つこともなくすんなり入れたのでした。本当に運が良かったです。
もう1か所も悪くはなく送迎もついていて魅力的だったのですが、上級生含む集団療育がメインだったため見学時点で娘が気後れしてしまったので見送りました。
新しい療育での変化
新しい療育では、はじめは個別で進め娘の得意不得意を先生方に把握してもらった後、現在はペア療育をしています。
運動課題を設定してもらい、その課題を達成するためのプログラムを組んでもらって、鉄棒が苦手だった娘も前回りが出来るようになりました!
縄跳びも連続して数回飛べるようになり運動面で出来るようになったこと増え、それが娘の自信になっていることを強く感じます。
音読の宿題で滑舌が気になることがある、と相談すれば、施設内の言語聴覚士の先生が療育に参加してくださり、舌や口回りのトレーニングを取り入れてくださったこともありました。
個別のフィードバックも非常に丁寧で、こういう点が見られたので次回こういう内容を入れてみようと思います、など、ちゃんと計画立てて療育が受けられているのが親も実感できるので、本当に移動してよかったなと思います。
放デイを変えることは子どもの負担にもなるのでは?と心配もしていましたが、結果的にのびのびと娘の長所を伸ばす療育を受けることが出来ており、今ではすっかり先生方にも心を開いている様子です。
引越しの際にも感じましたが、子どもの適応力は親の想像をはるかに超えていきますね。
まとめ
施設を切り替えてから半年ほど経過していますが、今このことを振り返ると、本当にあの時動いて施設を変えてよかったと思います。
施設が決まるまで見学など大変ではありますが、親が「ん??」と気になったことは存外的を得ているんじゃないかと思います。
もっと振り返ると、声かけがおかしいのでは?と思った時点で、元の療育施設は私たちには合ってなかったんだろうと。。
もっともっと振り返ると、いろいろ妥協していた時点で、、と言い出すとキリがない。。
見学だけで療育施設のすべてがわかるわけではなく、入ってみるまでわからないので博打なところがあるなぁとは思うのですが、通っている療育施設の対応に不信感を持った際は視野を広げて子どものためになる道を選ぶのが、やはり後悔がないのではないかと思います。
私は信頼できる相談員さんと放デイを見つけることが出来たので、本当に運が良かったです。
通われている療育施設に不満や不信感がある方の、何か参考になればと思いこの記事を書きました。
通っている施設にやめると伝える前に、相談員さんと連携して他の施設も見てみるといいかもしれません。私はそうしました。
お悩みが解決することを願っています。
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