療育に通う未就学児の引越しに伴う手続き事情!保育園編
引越しに向けて、出来る手続きを進めているところですが、子供がいると大人だけで引越しする時にはなかった大変さがあるなぁと感じているところです。
特に、娘は療育に通っているのでそっちの手続きも必要で、毎日あっちこっちに問い合わせをしています。
今回はどんなことを問い合わせをして確認しているのか、どんな手続きが必要かを書きたいと思います。
私と同じような大変な思いをする人が少しでも減ればいいなと思い、私の体験&反省をまとめました。
我が家の状況
娘は現在4歳児クラスで公立の保育園に通っており、加配の先生もついている状況です。
加配の先生は娘につきっきりという訳ではなく、1人で娘ともう一人のお子さんの2人に配置された状態です。
また、週一回、療育(隔週で個別療育とグループ療育を交互に実施)に通っています。
発達障害の診断は出ておらず、所謂グレーゾーンってやつです。
引越し先でも療育は継続する予定なので、保育園でも必要であれば加配の先生をつけてもらいたいと思っています。
引っ越しに伴う手続き療育編についてはこちらの記事で書きました。
保育園入所申請期限を確認
転入前の申請期限を余裕を持って確認する、これが一番大切です・・・!!
我が家はあわや引越し後の1ヶ月は家庭保育になるところでした^^;
タイミングとしては、通い始めたい月の2ヶ月前には動き出したほうがよさそうです。
5月1日に通い始めたい、と思った場合には、3月中旬には5月入所の締切があるので、3月初旬には動き始めましょう。
調べた感じだと大体どこの自治体でも、引越し先の自治体に直接郵送ではなく、今住んでいる自治体経由で引越し先の自治体に提出することになるので、締切日の1週間前には提出できるように書類を揃えたいところです。
今住んでいる自治体経由で提出ってのがミソで、これによって締め切りが1週間ほど早まるんですね。。
本当に危なかった〜。(提出期限だけ調べて、転入の場合は提出方法が変わることを認識してませんでした^^;)
加配をつけるか否か
加配をつける条件については、自治体によって異なるみたいです。
引越し先の自治体では、加配の先生を確実につけるには自治体様式の診断書の提出が必要で、障害児保育枠として申請をしなければいけないようでした。
しかも、年に1回4月入所のタイミングでしかこの障害児保育枠の申請ができないとなっていました。
娘は診断はないので、加配の先生をつけてもらえる条件には当てはまっていないことになります。
書類提出の際には、「発達に心配がある児童の場合、申し込み園に状況を確認する」というチェック項目があったので、第1希望と第2希望の園には電話をし、現在の園の加配保育士の人数や児童の受け入れ状況を確認しました。
このチェック項目に関して保育園側と連携が取られていないのか、どちらの園も「入園は保育課が決めますので〜」という話で、加配の先生について話を聞くことは出来ませんでした。
この辺り、役所と園のコミュニケーション不足を感じました。なんのためのチェック項目なんだろう。。
既に通っている支援が必要な児童の人数や、入園前の面談や体験保育の結果によっては入れないこともあるようで、うちでは見れませんって断られたらどうしたらいいんだろう。。とめちゃくちゃ不安になりました。
入園前の面接と体験保育
そんなこんなで不安を抱えつつも保育園の申し込みをし、4月初旬に無事一番近い希望園での内定が出ました。
内定が出たら園に電話して面談の約束を取り付け、娘を連れて通勤ラッシュに揉まれつつ保育園へ。
そして30分ほど娘の状況や心配していることなどを話したところで、娘の姿を見ても現時点で加配が必要か判断がつかないので体験保育に2日間来て欲しい、と。
面談で1日、体験保育で2日、合計3日も仕事を休んで引越し先に向かわないといけない事実。。
私の仕事も週に2回も事前に調整済みならまだいいものの、突発で休むのは難しく、娘も今まで通った園の先生やお友達との思い出を作る最後の機会なのに、簡単に言いやがって!とイライラしました。
事前に療育に通っていることは伝えていたので、面談がたった30分で終わるなら体験保育の日程と一緒にして貰えばよかったです。
しかも体験保育で加配の先生を配置してもらうことになった場合、そこから募集をすることになるので、加配の先生の採用が決まるまでは通園できないと言われました。。
この時点で4月中旬、引越しまで2週間と迫っており、転園先の保育園がまだ決まっていないということにかなり焦りがありました。
私たち夫婦としては娘が楽しく園に通えることが第一だとは思っているので、園が加配の先生をつけた方がいいと判断したならその判断に従いたいのですが、1ヶ月娘を自宅で見ながら仕事をするのは絶対に無理だからどうにか5月から園に行って欲しい。。という矛盾を抱えた4月後半は精神的にも体力的にも非常に辛い時期でした。
なんやかんや、既に配置されている加配の先生が他の子とまとめてみる、ということに落ち着き、5月から保育園に通うことができています。
体験保育に2回も通ったことで、園生活の流れの理解も早く慣らし保育は少し早めに終われそうです。(これがなかったらもっとグチグチ言いたいことありました。笑)
抑えるべき点
すごく長くなったので、振り返り反省をした上でここをこうすればよかったという点をまとめます!
- 転入先の自治体の保育園申請の締め切り&提出方法の確認を通い始めたい月の2ヶ月前(できれば3ヶ月前)には行う
- 加配が必要かもしれない旨を自治体の管轄課に伝え、事前に入園までの流れを確認する
- 面談や体験保育など、入園前に何日通う必要があるかを確認し、職場にも休みの予定を伝えておく。同日にできるものは可能なら日程をまとめる。
入園までの流れとか、何日休まないといけないとか、前もって心構えが出来ているだけで精神的にはすごく楽だったんじゃないかなと思います。
すんなりは決まらないだろうなーとは思ってはいたものの、加配の有無によっては待機児童になる可能性があったり、子供と一緒に何回も通勤ラッシュの時間帯に電車に乗らないといけなかったり、最終的に内定が出たのが引越し2日前だったり、想像以上に大変でした。
最終的な内定が出る時期はこれくらいになるよ!とか最初にわかっていれば、引越し1週間前に「こんなに動いているのに何も決まってない!」と大泣きすることもなかったかな、、と。
まとめ
保育園に通う子供がいる場合の引越しはただでさえ大変なものですが、療育が必要な児童を持つ場合はよりやることが多いため、親の負担もかなり大きなものになります。
この記事を書きながら思い出して泣けるくらい、大変でした。
定型発達の子より手が掛かるので仕方がない部分もあるとは理解していますが、もう少し柔軟に対応してもらえたら嬉しいなぁと感じました。
これから引越しを予定されている同じような状況の方のお役に少しでも立てると嬉しいです!
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