我が家の発達グレー6歳児の読み書き練習方法!

2022年8月25日

うちの子は、いわゆる発達障害グレーゾーンの子で、2歳ごろから療育に通っています。
運動機能の発達遅れから発覚したのですが、今までの検査などでは運動機能の遅れはあるものの知能的な発達遅れはなく、年齢通りと言われています。
今日はそんなうちの子の、ひらがな読み書きについてを書きたいと思います。

両親のこれまでのスタンス

これまで積極的に読み書きは教えてきませんでした。
特にお勉強をしようとワークなどを買ったりもしてきません。
ぼんやり「小学校にあがるまでに、ひらがなが読めて、ある程度書けたらいいんじゃない?」と思っていました。

遊びを通して学んでいけばいい、そういう考えで、通っている保育園も療育も同じような考えのところでした。(もしかしたら私たちがそういうスタンスだから、寄せてくれてた可能性もあります、、?)
娘がやりたいといったので、こどもちゃれんじを年少・年中とやっていましたが、結局親が見てあげないと進まずワークが溜まっていたので年長になるときに止めました。

こどもちゃれんじは楽しく学べるような仕組みがよくできており、おもちゃもあって、娘が数やひらがなを認識するのには役立ったと思います。
ちなみに、ひらがなは読めない娘ですが、算数は得意なのようで数は100まで数えることができますし、教えたりしてないけど足し算が手を使わずにでき、これまた教えてないけど全部でお菓子がいくつあるから一人何個ずつみたいな割り算の計算がぱっとできたりします。

娘本人の興味は・・・?

年長さんになったばかりのときに引越しがあったので、それまで通っていた保育園のお友達に何人かお手紙を書きました。
その時はお友だちのお名前を、「お手本を見ながら書く」ことができていました。
最近は保育園でお手紙交換が流行っていることもあって、すこし文字を読みたい・書きたいという気持ちができてきた模様です。
お手紙を書きたいから「〇〇ちゃん」って書いて、とお手本をお願いされることも増えました。

と、ここであと半年ちょっとで小学校にあがるのに、このペースで大丈夫か?と心配になってきました。
文字が読めないと、それこそ算数など他の教科にも支障が出るかもしれない。
最初に躓くと勉強への苦手意識を持ってしまうかもしれない。。と、もっと最初に考えていればよかったのかもしれませんが。。
また、引っ越してからお世話になっている療育施設が小学校に向けての準備を大切にしていることもあり、療育内容にひらがながあったりするので、読めない・書けないを毎週見ることになるのも焦りの原因の一つかもしれません。。

やってみていること

まぁ、読み書き出来るようになって困ることはないだろうということで、家でも読み書きの練習を始めてみました。
このままだと、療育のお勉強色の強いひらがな練習で勉強が嫌いになってしまうかもしれない、、と思ったので、家では楽しく覚えることを目指しています。

目にする機会を増やす

家にあるさまざまな家具や物に、ひらがなで書いた物の名前を貼り付けました。
このやり方は、こどもちゃれんじでなかなか文字に興味を持たない子へのアドバイスにあったものです。
「つくえ」「いす」「てれび」「とけい」「といれ」「どあ」「たんす」など、娘が使ういろいろなものに貼っています。
貼っているだけだと慣れてしまうので「い」が付くものはどれでしょう?とかクイズを出したりしています。
「い」を探しにカードを探しに行くので、文字の識別に役立っている気がします。

ひらがな学習アプリを使う

娘が自由に使えるスマホに、評判がいいひらがなアプリをインストールしてみました。
クイズ形式だったり、なぞり書きだったり、いろいろな形でひらがなに触れることができています。
私が本を読んだり、英語の勉強をしているときに「〇〇もお勉強しよ」とアプリを立ち上げたりしていて、しめしめ、、と思っているところです。

絵本を読む

赤ちゃん向けの、文字が少なく繰り返しが多い絵本を借りてきて、寝る前に一緒に読むようにしています。
一緒に読む本と年齢相応のストーリーがある本と、毎晩二冊を読んでいますが、赤ちゃん向けの本は文字も少なく語彙も簡単なので、返却時期が近くなるころには暗唱ができるようになってます。
暗唱しているので文字を読んでるわけではないのですが、これはこれで、小学生になったら音読などもあるので、いい練習になっているのかなと思います。

お手紙を書く

保育園でお手紙交換が活発なこともあって、文字を書きたい機会が以前より多くなっています。
こちらもお手紙をもらってきたら「お返事を書こうか?」と促しやすく助かっています。
機会が増えることで、見て書くこともかなりスムーズになってきました。
前はお友だちのお名前を書くだけで集中力が切れていたのが、今は短い3文ほどであればお手本を見ながら書くことが出来ます。
お友達同士の交換だけでなく帰りが遅いパパに向けてなどもよく書いています。
もう少し字がわかるようになったら、私がお手本を書かなくても五十音表から文字を選んで書けるようになりそうです。

まとめ

我が家のゆるーいひらがな特訓は始まったばかりですが、やり始めてから前に比べるとひらがなへの興味も増していると感じます。
ひらがなを見て「これは、なんて書いてあるの?」と聞かれることも増えました。
そういうときは娘が読める字は娘に読んでもらいつつ、アシストして一緒に読んでいます。
読めた!という経験を積み重ねて、自信をもって読めるようになってくれればと思っています。
焦り始める前にもう少し早く始めてもよかったかなとも思いますが、引越して私の気持ちの余裕も増えた今このタイミングだから順調に出来ているのかもしれません。